昭和41年に結成以来、毎年元旦の津八幡宮の奉納演舞をはじめ、歴史ある津まつりの他、地域の様々な行事へ参加するなど、活動を続けてきました。
色鮮やかな「安濃津懐古」と題する見送幕を山車後部に装着し、安濃津の歴史を知っていただくと共に、津まつりを華やかに盛り上げる一助となるよう、毎年皆で山車を引ております。人力にて引く山車と共に津まつりへの参加は50回以上になります。
代表となる演目は、寛永12年(1635年)から始まる伝統ある「八幡獅子舞」と入江町に伝わる踊り囃子をもとに、明治期に完成した「入江和歌囃子」であり、共に津市指定無形民俗文化財となっております。
今後も若い世代への郷土芸能の継承、津市の文化繁栄に努めてまいります。
(津民芸保存会)
2024年 津まつりスケジュール
10月11日(金)
不参加10月12日(土)
- 9:00
- 津八幡宮(御祓い・奉納)
- 9:45
- 津八幡宮を出発 → 八幡通り → ヤマニ酢
- 11:10
- ヤマニ酢 → エンマ堂 → 倉本内科 → 若葉病院 → GS(油佐)
- 13:30
- GS出発(R23岩田通り北進) → 岩田橋左折
- 14:00
- 新町通り(津新町踏切まで両側で門舞)
- 14:30
- サンマンションアトレ津新町右折 → 津市役所西通りへ
- 15:20
- 脇田屋 → 養正町 → 西町 → 朝日屋 (門舞は一華堂まで北上)
- 16:30
- 丁子屋 → 北町 → 津観音北通り → 割烹やまき → お焼屋
- 18:30
- お焼屋 → 乙部通り → 杉新 → 魚儀 → はな房 → カネ政
- 20:00
- 乙部通りを西向きに戻り、センターパレスへ山車納車。
- 大門、津観音周辺を門舞
- 21:30
- 演舞終了
10月13日(日)
- 9:00
- 奥山銘木店(大門病院西) → 東丸の内(南浜) → 今甚 → 前田金物 → 宿屋 → 地頭領
- 門舞1班はフェニックス通りを東へ、アルカディア → プレーゴ → 渓泉 → 寿町 → 阿部砂糖
- 10:40
- 分部町 → 松菱裏通りを南下し、R23を横断 → 東洋軒 → 津商工会議所 → ダイワハウス横
- 13:25
- パレード(裁判所西 → 裁判所東 → 郵便局前)
- 13:55
- パレード(ハクボタン前 → 松菱前)
- 14:20
- 東丸の内(R23)界隈 → お城公園 → 高山神社
- G・S、松菱裏通り、ミフジ、分部食堂、その他を門舞。
- 15:15
- 「安濃津芸能絵巻」演舞(山車)
- 16:00
- だいたてアーケード周辺を門舞。
- 19:30
- JCステージ演舞
- 20:25
- 「津・郷土芸能の集い」演舞
- 21:20
- 「津・郷土芸能の集い」総踊り
- 21:30
- 演舞終了
八幡獅子舞(津市指定無形民俗文化財)
寛永12(1635)年、藤堂高虎公の御霊を祭る津八幡宮より津観音寺、そして各町へと繰り出した祭礼の行列に神輿の先達(魔除け)として加わったのがその始まりといわれています。
明和年間には舞曲の最も優美な鈴鹿郡山より伝わった舞いを八幡の雄獅子と雌獅子が舞ったといわれています。
明治末期から大正初期までは秋の祭礼後40日の間、氏子各町を舞い続けました。
入江和歌囃子(津市指定無形民俗文化財)
江戸時代の後、津藩士小野寺豊吉が、その町に伝わる踊り囃子に神田囃子の面白さを加味して、明治中期に津独自の「入江和歌囃子」を完成させました。
踊り手が振る馬楝(バレン)は、神事のお祓いを意味し、神と民衆が一体となって遊び興じる“神楽”が発祥といわれています。
あやつり屋台が多かった当時の祭礼行列の中において異形を放ち、のんびりと時には急調子に囃しながら多くの市民に親しまれたものです。
- 団体人数
- 65名(男性:51名、女性:14名)
- 年齢層
- 10代以下 〜 60代以上(中心世代:30代)
- ホームページ
- https://tsu-mingei.net/
- 代表者名
- 川北 晃司
- 連絡先
- ホームページよりお問い合わせください。
郷土芸能団体の詳細は
津郷土芸能連絡協議会の公式サイト
でもご確認いただけます。